水虫
水虫とは?
水虫は、「白癬菌(はくせんきん)」というカビ(真菌)の一種が皮膚や爪に感染することで起こる皮膚の病気です。足にできる水虫(足白癬)だけでなく、爪(爪白癬)や手、股などにも感染します。
白癬菌は皮膚の表面にある角質層の「ケラチン」というたんぱく質を栄養にしており、高温多湿な環境で繁殖しやすくなります。長時間靴を履く、汗をかきやすいなどの条件で発症しやすくなります。
診断
感染は以下のような場面で起こりやすくなります
- プールや銭湯、スポーツジムの足ふきマット
- 家庭内でのスリッパの共有
- 足の蒸れ、指の間の湿気
当院では、患部の角質を採取し、顕微鏡で白癬菌の有無を確認する検査を実施しています。
※市販の抗真菌薬を使用した直後は検査で白癬菌が検出されにくくなるため、2週間以上使用を中止したうえでの受診をおすすめしています。市販薬の外用は控え、早めの受診をお願いいたします。
※市販薬によるかぶれが起きた場合には、かぶれ(接触皮膚炎)としての治療が必要になります。
治療方法
足の水虫(足白癬)
- 抗真菌薬の塗り薬で治療します。
- 治ったように見えても菌が残っていることがあるため、指示された期間は継続して使用します。
爪の水虫(爪白癬)
外用薬と内服薬の2つの選択肢があります。
内服薬
- 「テルビナフィン」:約6ヶ月の内服で8割以上の有効性があります。
- 「ホスラブコナゾール(ネイリン)」:3ヶ月の服用で高い治療効果が期待できます。
- 内服薬は肝機能に影響を及ぼす可能性があるため、治療前・中・後に血液検査を行い、安全に使用します。
外用薬
- 高齢者や内科疾患があり、内服できない場合は、塗り薬で治療します。個別に判断いたします。
- 効果が出るまで時間がかかります。
糖尿病をお持ちの方へ
感染症のリスクが高く、水虫が悪化しやすい傾向があります。できるだけ早めに治療を開始することをおすすめします。
